通常の風邪は、のどや鼻に症状が現れるのに対して、インフルエンザは急な高熱が特徴です。
さらに体がだるく、筋肉痛、関節痛など激しい症状が5日間ほど続きます。
特に65才以上の高齢者がかかると、重症になる可能性が高く、死亡につながりますので、十分な注意が必要です。
下記にインフルエンザと”かぜ”の違いを示しますので、インフルエンザかなと思ったら、早めに医師の診断を受けることをお勧めします。
症状 | インフルエンザ | かぜ |
---|---|---|
初発症状 | 発熱、頭痛、悪寒 | 鼻、のどの乾燥感およびくしゃみ |
主な症状 | 発熱、筋痛、関節痛 | 鼻水、鼻づまり |
悪寒 | 高度 | 通常強くない |
熱および熱型(期間) | 38〜40度(3〜4日間) | 38度前後程度 |
全身痛 | 高度(全身痛、筋肉痛、関節痛) | 軽い |
倦怠感 | 高度 | 軽い |
鼻汁、鼻閉 | 後半に著しい | 初期より著しい |
のど | 充血および、扁桃腺が腫れる | やや充血 |
合併症 | 気管支炎、インフルエンザ肺炎、細菌性肺炎、脳症 | 細菌の二次感染 |